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2021.04.16カテゴリ01 フッ素についてお話します。

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問題です。

皆様この数字を見て

まずなにを思い浮かべますか?

 

少し考えてみてください。

 

 

 

どうですか?何か思い浮かびましたか?

この数字は私、歯科医師住元の誕生日です。

それだけです。

 

ただ一人でも多くブログを読んで欲しくて、質問形式でブログを開始しました。

少しイラついた方がいらっしゃたら申し訳ありません、、、

 

 

さて話は変わり、今回は

ある患者様からお話があった質問にお答えします。

フッ素についてです。

 

 

 

フッ素塗布を不安に思う方も少なからずいらっしゃると思います。

 

そもそもフッ素は

人間の身体に必要な微量元素の一つです。

自然界の中にもたくさんフッ素が含まれています。

 

そもそも歯磨き粉、現在90%以上の歯磨き粉にフッ素が入っています。

高濃度フッ素含有という歯磨き粉はおよそ900〜1500ppmほど入っています。

また歯磨き粉を使わないことはおすすめしません。

ある実験では、プラークという汚れの付着量があるなしでは

3倍近く差が出ていることも理由の一つです。

 

また話戻りまして、

フッ素が多いとされているお茶は

葉そのもので、200〜400ppm

飲むためのお茶は1〜4ppm

イワシの骨は395ppm

カツオの皮は52ppm

海水から得られた天然の食塩は21〜46ppm

と我々が日常口にする食べ物にもたくさんフッ素は入っています。

 

むし歯を減らすための1日あたりのフッ素摂取の目安量は

体重1キログラムあたり0.05mgとされていますが、摂取量は足りてない現状です。

 

ところが、食べ物に含まれているフッ素は大部分が他の物質と結合しているため、

歯を守るためには働きにくいのです。

 

なので歯磨き粉や歯科医院で行うフッ素塗布のような

歯に対して働きやすい形=フッ素イオン

として歯に直接プラスするのが効果的です。

 

フッ素が含まれる歯磨き剤

幼稚園、学校などでのフッ素洗口

歯科医院でのフッ素塗布

を併用したとしても通常フッ素の取りすぎにはなりません。

 

 

アメリカやヨーロッパの多くの国では水道水、食塩にフッ素を入れています。

フッ素は健康の維持・増進のための栄養とされています。

 

ただフッ素も過剰な量はNGです。

フッ素コントロールで安全にむし歯予防をおこなっていきましょう。

 

少し長くなりましたが

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

歯科医院ももっと身近にがモットーの住モットーでした。