お知らせ・ブログ
2023.04.08カテゴリ01 口腔内とストレスの関係性についてお伝えします💪
こんにちは!
バウムクーヘン歯科クリニック
歯科医師の江端亮太です。
皆様、春の日々の中いかがお過ごしでしょうか?
春といえば新生活。
入学や入社を経て全く違う環境で日々をお過ごしの方も
このブログを読んでくださっている方の中には
いらっしゃるのではないでしょうか?
当医院でも今年度は15人の新入社員を迎え、
新体制の中で日々を過ごしております。
さて、新生活といえば引っ越しですが
引っ越しの際新しい生活の中での、
もろもろのストレスで生活のリズムは乱れがちとなり
またストレスによる歯ぎしりの発生なども含めて
口腔内環境も悪くなりがちです。
そういったタイミングで
虫歯や歯周病は進行するので、
このタイミングでしっかりとメインテナンスや
歯科医院でのチェックを行うことが
実は重要です。
そこで、
この時期だから知っておいていただきたい
口腔内とストレスの関係性に関して
説明させていただきたいと思います。
🪥噛み締め歯ぎしりの増加
歯ぎしりや噛み締めは自分のかみ合わせの
修正のために無意識で行う行為として知られています。
また、重い荷物を持つときや何かを我慢するとき、
寸時に力を使うスポーツを行うとき等に
グっと歯を噛み締め、強い力を発揮することがあります。
この負荷が日常的になると
歯や口の周りの筋肉に強い負担がかかり、
顎の疲れや顎関節症、歯のシミ(知覚過敏)
歯周病などの原因になります。
🪥唾液量の減少
唾液を分泌する唾液腺は交感神経(活動時に活発になる神経)
副交感神経(リラックス時に活発になる神経)
どちらも作用して、
それぞれ別の性質をもった唾液を分泌します。
交感神経はタンパク質多めのねばねばした唾液、
副交感神経は水分多めのさらさらした唾液です。
副交感神経が分泌させる
さらさらした唾液は大量にできるため
お口の汚れや歯垢を洗い流す効果が強く、
虫歯になりにくい環境を作り出しますが、
交感神経が優位になると量が絞られるため、
この効果は大幅に落ちます。
そのため、交感神経を
常に働かせていなければならない環境は、
虫歯になりやすい環境を作り出します。
🪥生活リズムの変化
新生活は今までの環境と大きく変化するため
どうしても生活リズムが乱れがちとなります。
ですので、普段食べていなかった時間に晩御飯を食べたり、
疲れてそのまま寝てしまうことが増えたりする人もいます。
また間食を取ることも多くなる等、
生活環境の変化が口腔内には
あまり芳しくない変化が起きることもあります
この記事をお読みになった皆様で不安だな、
と思った方いらっしゃいますか?
当院では新生活を送る皆様の
お口の健康を応援しております★
虫歯がないか、噛み締めはどうか等
不安なことがある方は是非当院までお越しください★