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2023.10.16カテゴリ01 肥満と炎症についてお話します🍁

ブログでは初めまして。

歯科医師の鈴木泰志です。

 

秋が深まり、

過ごしやすい日が続いてきています。

秋といえば、

芸術の秋、読書の秋、食欲の秋など

秋の夜長を有意義に

過ごすための言葉が存在します。

 

みなさんは何の秋をお過ごしでしょうか。

 

僕は食欲の秋です!

 

 

 

 

仕事終わりに秋の味覚に舌鼓を打つ機会も

増えてまいりました。

月見バーガーなどは最高ですよね。

ぜひレギュラーメニューに加えて欲しいものです。

 

さて、ここからが本題です。

食欲の秋も良いのですが、

食べすぎるとどうしても

体が大きくなってきてしまいますよね。

 

肥満になってしまうこともあるかと思います。

(ちなみに私は肥満です・・・・・・)

 

 

 

 

肥満の状態の一つとして

体に「脂肪細胞」が多く存在することが

挙げられます。

 

肥満細胞とは簡単に言うと

エネルギーの元になる脂肪を

蓄えておくための細胞です。

ですがこの脂肪細胞が多すぎると

少し厄介なことになってきます。

 

脂肪細胞はアディポカインという

サイトカインを放出する事が

分かってきています。

(サイトカインとは細胞と細胞との

コミュニケーションツールです。)

 

そのアディポカインの中にも

種類があるのですが、

その一つの働きとして炎症反応を強める

という働きがあります。

 

私たち歯科医師が多く直面する

炎症の一つとして歯周病が挙げられます。

 

歯周病とは簡単に説明すると、

お口の中に溜まってしまった

汚れや細菌を原因の一つとして、

歯ぐきや骨に炎症が起こってしまう病気なのです。

 

つまり、脂肪細胞が多すぎる

肥満の様な状態になってしまうと

歯周病が悪化しやすくなってしまいます。

(とてもおそろしいですね・・・・・・)

 

歯周病になってご飯が食べ辛くなってくると、

食欲の秋を楽しむことも

出来なくなってしまうので、

毎食後の歯磨きと適正体重の維持には

気をつけないといけないですね!