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2026.02.20カテゴリ01 レーザー治療って本当に痛くないの?歯科医師がわかりやすく解説します👩🏻⚕️
こんにちは😃
歯科医師の大家です🦷
今日は「半導体レーザー」についてお話しします。
みなさんは、歯医者さんでレーザーを使っているのを見たことはありますか?
実は、さまざまな場面で活用されている「治療機器」なんです。
私自身も矯正治療中に、矯正装置の周りに食べ物が詰まりやすく歯ぐきが腫れてしまったことがあり、その際に半導体レーザーで処置をしてもらいました。
■ レーザー治療中の音や匂いについて
歯ぐきを切開する場合はまず麻酔を行い、しっかり効いていることを確認してからレーザーを使用します。
処置中は「ピッピッピ」という音が鳴り、少し焦げたような匂いを感じることがあります。
この匂いは、レーザーの熱エネルギーによって歯ぐきの組織が「蒸散(じょうさん)」や「炭化」することで発生します。
レーザーが照射されると、細胞内の水分が一瞬で蒸発し、その過程でタンパク質が熱分解されるため、特有の匂いが生じます。
治療中は吸引機で煙を吸い取りますが、お口は鼻に近いため匂いを感じやすいことがあります。
これは治療に伴う正常な反応ですので、ご安心ください😊
■ 術後の痛みについて
レーザーは毛細血管を瞬時に止血しながら処置ができるため、従来のメスによる切開と比べて術後の痛みが少ないのが特徴です。
違和感や軽いヒリヒリ感が出ることはありますが、多くは数時間〜1日程度で落ち着きます。
出力が低い処置の場合は、麻酔なしで行えることもあり、その場合は治療後すぐにお食事が可能です。
■ 術後の経過と治癒
レーザーには殺菌効果や組織の活性化作用があり、治癒が比較的早い傾向があります。
照射部位が一時的に白くなることがありますが、これは「偽膜」と呼ばれる正常な治癒過程です。
通常1〜2週間ほどで新しい組織に置き換わります。
また、傷跡が残りにくいこともメリットのひとつです✨
■ 術後の注意点
・数日間は刺激物(醤油やソース、香辛料など)を控えましょう
・患部を強くこすらず、やわらかい歯ブラシで優しく磨いてください
当日は麻酔が切れた後に痛みが出る場合がありますので、痛み止めを処方いたします。
我慢せずに服用してください💊
数日経っても痛みが強くなる場合や出血が続く際は、早めに歯科医院へご相談ください。
■ 口内炎へのレーザー治療
半導体レーザーは口内炎の治療にも使用します。
炎症を起こしている粘膜表面を薄く蒸散させ、人工的な「かさぶた」を作ることで外部刺激から患部を守ります。
その結果、処置直後から痛みが軽減されることが多いです🌿
レーザーには
・痛みの即時緩和
・殺菌作用
・治癒促進
といった効果が期待できます。
処置は数分で終わることがほとんどで、麻酔なしで行えるケースも多いです。
照射後は白っぽくなりますが、正常な反応です。
ただし、ウイルス性や全身疾患が原因の場合など、すべての口内炎に適応できるわけではありませんので、診察のうえで判断いたします。
半導体レーザーの特性を活かし、できるだけ負担の少ない、精密でやさしい治療を心がけています。
治療について不安なことや気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
安心して通っていただける環境づくりを、これからも大切にしていきます🍀



