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2022.04.251.虫歯・歯周病 プラーク・歯石について

みなさま、こんにちは✨

歯科衛生士の宮岡です!

気温も上がり、過ごしやすくなってきましたね⸜🌷︎⸝‍

普段着る服も、春らしく明るい服が増えてきて気分まで明るくなってきます👗💞

さて、前回は自己紹介をさせて頂いたのですが、今回からは歯科衛生士っぽく、お口に関する記事を書いていきたいと思います!

記念すべきお口に関する記事第一回目のテーマは…

「プラーク・歯石について」です!!

みなさん、「歯垢」「歯石」という言葉を聞いたことはありますでしょうか??👀💭💭

歯磨き粉などのCMをテレビでよく見かけるので、その際に耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

なんとなくでイメージがつく方もいらっしゃると思いますが、「具体的に何?」と聞かれると難しいのではないでしょうか。

よく耳にするけど、よく知らない「歯垢」・「歯石」。

今日はこの2つについてお話させて頂こうと思います!🥰🦷

 

✅「歯垢(プラーク)」

歯垢とは、簡単にいうと「細菌と代謝物の塊」です‼️歯を爪や爪楊枝でカリカリと触った時に出てくる白っぽい、アレです。

食べかすと勘違いされやすいのですが、まったくの別物であり、有機成分の70%は微生物という風に言われています。

なんと、歯垢1mgには1億個以上の細菌がいるとか…。恐ろしいですね😱

ほとんどが細菌からできているというだけあって、歯垢をそのまま放置すると細菌たちが悪さをはじめてしまいます。むし歯や歯周病、口臭の原因に…。

時間とともに増えて強固なものになっていくので、早めに取り除くことが重要になってきます🌟

 

✅「歯石」

前述した歯垢が唾液中のカルシウムや血液と一緒になって石灰化したものです‼️

歯と歯茎の境目につきやすい石のような塊で、分かりやすいところで言うと下の前歯の裏側などに沈着しています

歯石は表面が粗造になっているため、その上に歯垢がつきやすく、むし歯・歯周病・口臭のリスクを高めてしまいます🤔💭

(ちなみに、歯石に含まれている細菌は死滅しているので、実は歯石そのものがむし歯・歯周病・口臭などに直結しているわけではありません!)

 

✅歯垢・歯石の取り方

・歯垢

→基本的にはセルフケアでの除去が可能です!

歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使って、しっかり歯垢を落としましょう🪥

・歯石

→石灰化しているため、一度ついてしまうと歯磨きで取ることができません⚠️

歯石がつかないようにセルフケアを行うことが大切ですが、ついてしまった場合は歯科医院で除石することが可能です。

歯科医院でのメンテナンスで効果的な歯垢の落とし方を勉強し、歯石除去を行い、きれいで気持ちのいいお口の状態を維持しましょう!🦷✨