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2020.10.021.虫歯・歯周病 歯間ブラシについてお伝え致します😊
こんにちは!
歯科衛生士の中野です。
前回は、補助清掃用具のひとつであるワンタフトブラシについてご紹介しました🌷
歯ブラシだけでは約6割ほどしか汚れを取り除くことができないと言われています。
補助清掃用具を使うことにより、汚れの除去率がアップします✨
◎補助清掃用具の主な種類◎
①デンタルフロス
②歯間ブラシ
③ワンタフトブラシ
④イリゲーター(※ウォーターピック等の口腔洗浄機)
⑤舌ブラシ
今回は、その中から『歯間ブラシ』についてお伝えします🐬
『歯間ブラシ』とは、歯と歯の間や歯と歯ぐき間の汚れを清掃するブラシのことをいいます。
フロス(糸状のもの)は歯と歯の隙間が狭い方に適していますが、歯間ブラシは歯と歯の隙間が広い方、歯ぐきが後退気味の方、ブリッジをしている方等に向いています!
「歯間ブラシを使うと隙間ができそうで怖い😞」という声をよく耳にします。
歯と歯の隙間が広がる原因のひとつに、歯周病があります。
(以前、歯周病についてもブログを書いているのでぜひご覧ください😊)
歯周病によって腫れた歯ぐきは、お家での歯ブラシや歯間ブラシ、歯医者での歯石取りなどお掃除をしていくことによって段々と引き締まってきます。
そうなると本来の隙間が見えてくるため、歯と歯の間がすいてしまったように感じられるかもしれません。
隙間が広がる気がして嫌だからといってそのままにしておくと、汚れが溜まったままになり歯周病が進行し、さらに歯を支えている骨が下がって隙間が広くなってしまうおそれがあります😱
まだ、傷んだ歯間ブラシを使い続けたり、間違ったサイズや使い方をしてしまうと歯ぐきに負担をかけてしまうことがあります。
正しい使い方をすれば歯周病や虫歯予防になります✨
ここでは簡単に歯間ブラシの使い方をご説明します◎
- 歯肉を傷つけないように、ゆっくりと斜めに挿入します。
- 歯面に沿わせて2~3回往復して清掃します。 内側と外側からの両方向から使うと効果的です。隣り合った歯それぞれに軽く当てましょう。
歯間ブラシが通りづらいという方は、歯磨き粉等をつけて通してみて下さい。
すべりが良くなって、通しやすくなります!
普段お使いの歯磨き粉でもよいですが、ジェル状のものを使用すると、よりすべりが良くなります✨
当院でも、メンテナンス時に『コンクールジェルコートF』を歯間ブラシにつけて使用しております🌼
患者様からも、「爽快感があってスッキリする✨」と言うお声を頂いています。
当院では、歯間ブラシのサイズは4S〜LLサイズまで取り扱っております🌺🌴
サイズ選びや詳しい使い方については、歯科衛生士がお伝えしますのでぜひ気軽にご相談ください☺️✨